まぶち清和後援会

牧場の経営

市内の牧場の現状を調査するため「又農牧場」に視察に行きました。

現在、市内では3つの牧場が経営されており、それぞれ畜産や酪農など飼育目的が違います。そして又農さんは、獣医師としてもそれら牧場での種付けや予防接種などもされています。

ここには、過去に70頭の牛が飼育されていましたが今は、餌の高騰や飼育員の不足などで23頭となっているそうです。そして牛は「繁殖」「育成」「肥育」され27ヵ月間、飼育され出荷されていきます。

今年、5月25日生まれの子牛です。1ヵ月程度でとてもかわいいですね。

こちらの容器には「繁殖」に使用される凍結保管線液(精子凍結)でマイナス196度で保管されています。

牛の世界にも序列があり後方の牛がボスです。貫禄あります!

「三ツ星若狭牛」の認証はオレイン酸が55%以上あるものだそうです。いろいろ説明いただき1頭1頭の牛に飼育の思いが乗せられ、牧場を越え大切に育てられている様子が分かりました。また、一方で全国における調査では、経営する牧場の過去1カ月の経営状況を聞くと、全体の84.7%が「赤字」と回答があっそうです。このような課題についても対策が必要ですね。お忙しい所、ありがとうございました。