まぶち清和後援会

敦賀市の将来

前農水大臣の残念な発言で更迭、新たな大臣は、来週予定していた備蓄米の入札をいったん中止し、個別の相手に売り渡す「随意契約」に見直す方向で検討に入ったとのことです。課題が多い中、将来、生産者の皆さんが意欲を持って農業に従事できる事と消費者の皆さんの立場をもっと考えた農政を実現することが重要ですね。

さて、本日は市長から市に関する説明会がありました。本市の総人口は平成23年以降、一貫して減少し現在、6万2,000人です。また、老年人口が30%、年少人口は減少し高齢化が進んでいます。そして、自然動態も一貫して減、「自然減」の減少幅は拡大傾向にあり令和5年では、出生数は370人、死亡数は800人です。過去の推移からも今後は長期間の人口減少が続きます。

その一方では、大型プロジェクトの新規事業の追加や既存事業の更新が進められます。これらによって市債残高は増加しますが、中期的に市債高の圧縮も必要です。また、人口減少で税収も減り原子力発電所の廃炉や運転停止で電源関係の交付金も大幅に減少しています。しかし、やらなければないことは、進めなければなりません。分かり易いデータで示された将来の敦賀市、今後は財源の確保が大きな課題でもあります。私もしっかりと費用対効果を検証し事業を承認しなければなりません。