
JR小浜線は、敦賀駅(福井県)から東舞鶴駅(京都府)までの84.3kmを結ぶJR西日本の鉄道路線です。(写真は市役所2階に上がる階段に展示されていた中学生の作品です)その小浜線の利用者を増やそうと沿線の自治体で会議が開かれ、北陸新幹線の乗り換え客に向けて若狭の魅力を発信することなどを協議しました。近年、沿線の人口減少による利用者の減少傾向が続いていましたが、昨年度は北陸新幹線の敦賀開業や大型観光キャンペーンによる影響で、前年度に比べ利用者が1万人余り増加したということです。これも北陸新幹線敦賀開業の大きな成果のひとつです。

そして、さらなる増加に繫げるため敦賀駅の構内に先月、設置された観光案内所を活用し、北陸新幹線の乗り換え客に向けて沿線の魅力を発信していくことや人気の観光列車「はなあかり」を運行して集客することを目指すと話されたそうです。

例えば年に1回、小浜線の日をつくり沿線の自治体でイベントを開催しフリー乗車券で周遊したり「若狭湾サイクリングルート」とコラボしたサイクルトレインのサービス運行など若狭の自然を知ってもらう特色を活かした企画もひとつですね。