
本日は、白山市で「ペット防災について」視察しました。こちらでは学校法人と協定を結び避難訓練を実施しています。対象ペットは、犬の中型犬と猫です。また、大型犬はシェルターへ、その他のペットについては相談とのことです。どんな災害においても、飼い主の臨機応変な判断力と行動力が必要になります。

ペットとの避難を考える際に、地震災害以外の避難や被害が生じる前の自主避難や自宅避難、そして住居が被災し、長期間に避難生活を送らねばならない避難生活について、それぞれ状況を具体的にシミュレーションすることで何が必要か、どのような対策が有効かを考え備えていくことが大切だと思いました。

また、午後からは金沢市で「官民連携による保育人材確保の取り組みについて」視察しました。こちら「エンパワー・サポート(株)」さんでは、潜在保育士の掘り起こしから稼働までを支援しています。説明では、民間園だけではなく公立園への対応ができて「保育士解消不足」といえると、そして公立園でも保育士の将来の確保を考え毎年の採用枠をしっかり決めることが肝要と話されました。また、園側の対応と潜在保育士の要望が合うか、その点も保育士の判断材料のひとつです。

本市では待機児童はゼロですが、園ごとの入所率にばらつきがあり保育士の確保が難しい状況であります。今後は、地元に戻ってもらえる長期的な仕組みづくりが必要です。