
視察最終日は福岡県大野城市にて「各公民館での子ども食堂と食材の一括管理について」です。こどこちらでは27区のうち18区の公民館でNPO法人が中心にこども食堂を開催しています。市の区長会で区の自主事業としてスタートしました。また、貧困の子どもに特化したものではなく子どもが「気軽に立て寄れる場所」を目指しています。公民館での開催は調理器具や食器等が揃っていることや多くの人が集まりやすい場所であることからです。

主な参加者は小学生ですが近所のお年寄りや中学生などのボランティアの皆さんにも参加していただきお互いの親交も深めています。食材はフードバンクが寄贈食材を管理し各食堂に分配しています。市の支援としては、その食材を保管する冷蔵庫などに対して補助をしています。
こども食堂は今や全国で様々な取り組みが行われています。そして当市でも実施されています。これからも支援が必要な方の情報も集めながら子ども達に元気を与える食堂を継続できる仕組みづくりが大切です。また大野城市の市役所ではこども部・こども未来課も設置されており子育て支援に力を入れている事を感じました。