
本日は企画政策部と水道部から議員説明会が行われました。企画政策部からは「第7次敦賀市総合計画基本構想の骨子(案)」についてです。平成27年から令和1年の敦賀市再興プランの達成状況では、産業振興の充実については5年間で200名増加・維持の目標数値に対して産業団地の企業誘致により新規雇用者数が184名、子育て支援の充実については5年間で30人増加・維持の目標値に対して定住促進住宅改修等支援事業による移住者が53名、人材育成の充実については5年間で270人増・維持に対して看護大学生247人、原子力工学研究所学部生53人、計300名と3つの重点施策ではほぼ達成に近い状況です。

しかし、平成28年度に策定された第6次総合計画後期基本計画での人口減少対策の推進目標値6万6,300人に対して6万4,930と達成できていません。次期、第7次総合計画では「次世代につなげる夢と希望に満ちた住みたくなるまち敦賀」を理念とし人口減少対策の推進を最重要視し審議会で骨子を策定していくとのことです。また、防災減災関連事業として国土強靭化地域計画も国補助の交付要件にもなるためこの計画とは別に策定されます。

また、水道部では公共下水道の事業計画の変更の説明があり要望していた地元、櫛川の一部も第7期の拡張計画で追加されました。そして経営検討委員会での答申の説明があり上水道では令和10年までの建設改良費として約68億円が必要、下水道では令和10年度までに約15億円不足するため上下水道の料金を令和2年10月から20%の値上げを検討しているとの説明でした。老朽化施設の更新や管路の更新は必要です。しかし急激な値上げは市民に理解を得られません。しっかりと市民に説明しながら段階的に検討を進めて頂きたいと思います。