まぶち清和後援会

原子力フォーラム

嶺南原子力フォーラムが美浜町の「なびあす」ホールで開催されました。 会長の挨拶の後、東京大学公共政策大学院特認の有馬純教授 による「地球温暖化をめぐる内外情勢と原子力の役割」についての講演をお聞きしました。日本は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロを目指す「カーボンニュートラル」を宣言しました。まず、2030年度までに2013年度比▲26%を▲46%までの引き上げを目指します。

これらをクリアするには原子力発電の電源試算として20~22%、約30基の運転が必要とされています。しかし、現在は9基が運転中で6%となっており再稼働には安全対策を第一に多くの課題もあります。そして最も大きな課題は、最終処分場の確保で原子力利用のためには不可欠です。因みに現在は既存のガラス固化体が2万5千体あるそうです。次の世代に先送りすることなく課題解決に向け取り組まなければなりません。