まぶち清和後援会

部活動指導員

市役所に向かう途中、母校の中学校の横を通りました。いつもと違う校庭、そこでは体育大会が開催されていました。久しぶりの光景、車を止め少し見学させていただきました。

午前中、最後のプログラム、各色対抗リレーがはじまり生徒も保護者も応援でたいへん盛り上がっていました。それを見るとちょっと熱いものがこみ上げてきました。まだ、生徒も教員も炎天下の中、マスク着用でしたが元気な生徒の姿を見て感動しました。少しずつ元の学校生活に戻るといいですね。

さて、働き方改革により外部の人間を活用して少しでも教員の部活動の負担を軽減しようとする「部活動指導員」制度が2017年に導入され5年が経過しました。「部活動指導員」と「外部指導者」の大きな違いは「大会や練習試合への引率が可能かどうか」です。部活動指導員は、大会や練習試合への引率が可能、また、生徒指導に係る対応や安全障害予防に関する知識技能の指導、年間・月間指導計画の作成などできますが、外部指導者は部活動での技術指導のみが可能です。

特に部活動の技術指導に不安のある顧問の先生は、経験のある部活動指導員と協力することは重要で技術指導は部活動指導員が担い、顧問の先生は生徒指導を中心に行うなどの役割分担もできます。当市でも剣道はじめ5人の部活動指導員が現在、指導等にあたっています。今後は、子ども達が良い環境で部活動に取り組めるように多くの部活動指導員が携わっていただける事に期待したいと思います。また、部活をする生徒数も少なくなり練習にも限られた人数でそして大会などでチームが作れないなど現状もあります。そこで各競技団体が中心となり小中合同での練習会なども実施すれば児童・生徒の交流やレベルアップにも繋がると思います。