国道476号線沿い斜面一面に広がるグリーンシート、これは樫曲地区にあります民間最終処分場です。この廃棄物処分場では民間会社が平成8年から12年までの間に違法に処分場を増設し許可量の約13倍(届け出9万㎥→119万㎥)の廃棄物の処分を行いました。
その後、事業者が倒産し処分場からの浸出水が処分場下の木の芽川に漏出しているため抜本対策工事を実施することになりその工事費約100億円、これを県8割と市2割(うち搬入団体2/3)とで負担することになりました。
ゴミを持ち込んだ搬入団体は60団体ありそのうち費用負担に応じなかった組合に対して平成26年から市が裁判を起こしその判決が先日、出されました(請求額3億1千万円→5300万円)この問題については、私も議員になってから何度か質問させていただきました。
許可権者は県であって敦賀市には責任はありません。また市の一般廃棄物も一切、搬入されていません。なのになぜ県と負担割合8:2の協定を結んだのか。そして今回の結果によっては搬入団体分の立て替えこれはどうなるのか。まさか市民の負担に・・県としっかり再度、協議すべきだと私は思います。