まぶち清和後援会

ふるさと納税について

朝夕、涼しくなりましたね。最近、休日の朝、松原公園内の遊歩道をウオーキングしますが年々、松の木が減少しているように感じます。マツクイ虫の被害を防止する防除事業(全面散布68ha)も行われていますが何とか被害を最小限に抑えまた新たな造林もできるといいですね。

さて先日、決算委員会が行われましたが・・ふるさと納税についての当市の現状はどうでしょうか。このふるさと納税制度は、2008年に始まりました。全国では一時、返礼品争奪がエスカレートし2018年には過去最高の5,127億円となりました。また、納税制度から除外された泉佐野市の話題もありましたね。当市での昨年度(令和元年)の寄付額は、6億3,171万3千円となり前年度の増減率は225%となりました。返礼品の上位は「えび」や「カニ」など海産物、また地元の洋菓子なども人気でこれまた変わった「空き地管理見回り」といったことも商品になっているようです。

もともとこの制度は東京の一極集中を是正、そして少子化などにあえぐ自治体を支援するためのものでした。地元の商品が返礼品として販売され消費に繋がることはいいことですが自治体同士で財源を取り合うことや高所得者ほど住民税の控除が高くなるといった批判等もありそろそろ制度の原点を見つめ直す時期ではないかとも言われています。