まぶち清和後援会

河川の危険個所

先月、洪水ハザードマップが配布されましたので笙の川の河口から木の芽川の上流まで出かけ現状を見てきました。まず、笙の川の河口です。ここでは水深が-3.8mほど必要です。しかし、ここ起点から150m付近には土砂が堆積し川の流れを阻害しています。今日は、ちょうどその土砂を取り除いていました。

次に松原橋下流100mの左岸側、元教職員寮があった所と右岸側では松栄測候所あたりの流下能力は整備計画950㎥に対して470㎥ほどしかありません。また対岸から堤防を見ても低いことが分かります。

次に昭和町の生コン会社の裏あたりは堤防高が約28cmほど低くその前後も25m程低くなっています。

次に木の芽川合流点から黒河川の合流点まででは三島堰が1.5m前後高いため気になるところです。

次に笙の川と木の芽川の合流点です。木の芽川の堤防の幅は3mに対して笙の川の堤防幅は9mと木の芽川の堤防の方が丈夫に見えます。

また合流点では、笙の川の方が水量と流速が木の芽川より大きく大雨の時は木の芽川の水流は出口を失い水位が上がる可能性があります。そうなると木の芽川右岸側の堤防が水圧に耐えられるか心配です。

最後に木の芽川ではJR鉄橋部です。ここは木の芽川上流から鉄橋を見てみますと川幅を移動した断面と比べると狭いのがよく分かります。よって流下能力が低いため鉄橋部を拡幅しなければなりません。以上が私の現地での調査と感じたことです。河川周辺住民の皆さんに周知していただき万が一に備えていただきたいと思います。