
JR小浜線の利用客がこの10年間で2割以上減少となったそうです。そして、今月2日から敦賀~小浜間は、現行の平日三十本、休日二十八本が、全日二十四本になり4本の減便となりました。現在、小浜線利用促進協議会では「乗って残そう」の機運を高めるため11月30日までフォトコンテスを行っています。また、全国で同じ問題を抱える地域の無人駅では郵便局との一体運営やカフェ、地元の特産物の展示や販売、工房などを設置し地域の人や観光客が集まる場所づくりを目指している駅もあります。

鉄道は、通勤・通学・通院・買い物など 日常生活において車が運転できない交通弱者にとっては欠かせない交通機関です。しかしながら運営する側も赤字を続ける訳にはいきません。JRのコメントでは「利用客の増加などがあれば、臨時列車や増便などダイヤの見直しを行う」と話されていました。近隣では米原駅から木之本駅の間では「SL北びわこ号」がまた京都丹後鉄道では「くろまつ号」「あかまつ号」など季節の臨時列車が運行されています。小浜線にも嶺南鉄道整備促進基金など活用しこのように季節ごとの臨時列車を運行し沿線の自治体でイベントなどを開催し観光客を呼び込んではと思います。
