まぶち清和後援会

西福寺の修復

フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風12号(ムイファー)になりました。私は知りませんでしたが、台風の名前は「台風委員会」(日本含む14カ国)で提案した名前、140が用意されていて発生順につけられるそうです。また、大きな災害をもたらした台風は、加盟国からの要請によってその名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあるとのことです。

9月の台風発生数の平年値は、5.0個で発生の多い月です。そして、秋は気流の位置の変化などにより、本州方面に影響を及ぼす台風が多い時期になります。台風への備えが必要です。

さて、当市にある古刹「西福寺」の境内にある御影堂・庫裏・玄関の保存修理事業がはじまります。約20年前から損傷の修復作業が進められていますが、激しく痛んだ箇所は、まだまだ多いとのことです。修復の総事業費は、約28億円で県や国の補助が約25億円、あとの約3億円は寺が負担しなければならないそうです。事業期間は15年で今回、市は、御影堂仮設覆屋実施設計や設置工事など約170万円を支援する補正予算を計上しました。

私も何年か前に西福寺で開催された「くらやみ茶会」や先月の「暁天講座」にも参加させていただきました。そして、子どもが小さい頃は、書院庭園の一般公開などにも見学に行きましたのでとても親しみがあります。また、最近では発酵食のプロが協力した特製みそ「西福寺門前味噌」が販売されています。敦賀の歴史文化を次世代に繋げる取り組み、県内外の支援の輪が広がることに期待したいと思います。