まぶち清和後援会

エネルギー政策

毎年、敦賀市、水戸市の子ども育成連合会による姉妹都市親善友好少年交換研修会が行なわれていましたが中止となました。子ども達もとても残念です。そして水戸市からは記念品の「水戸ちゃん」が届きました。来年は、お互いの交流ができる事を願います。

さて本日、午前中は会派でエネルギーに関する勉強会、午後からは日本原子力研究開発機構の報告会をオンラインで視聴しました。「持続可能な原子力利用」「福島第一原子力発電所の廃止措置」「地下研究施設を活用して明かされたこと」最後に「新型コロナウイルスと共存する原子力のあり方」についてのトークセッションが行われました。

敦賀市でも「もんじゅ」サイトを活用した試験研究炉が機構、京都大学、福井大学に受託され新たに設置されます。何のための研究か目的、期間、研究費などそして、その成果をどう活かすかしっかりと方針を示し実施しなければなりません。エネルギー自給率を10%を切る中、菅首相の所信表明では2050年度までに温室効果ガスの排出「実質ゼロ」を目指すと表明されました。現在、稼働中の原発は5基です。新増設の計画もありません。国内の原発では福島の事故以来、安全対策の強化に時間と莫大な費用を要しています。そしてまず、高レベル放射性廃棄物の処分の問題を解決しなければなりません。トークでは、これからは「日本独自の研究を進める事が重要である」とも述べられていました。現在はコロナ禍に直面、また、今後は南海トラフ地震も想定されています。専門家の皆さんのこれまでの経験を活かし進める事が重要です。